ふるさと定期便

種牡馬展示会にアドマイヤムーン、ダイワメジャーが登場！

　種牡馬展示会が北海道内の各スタリオン施設で開催されている。12日のビッグレッドファームは新種牡馬こそいなかったものの、抜群の人気を誇っているロージズインメイ、産駒成績が好調で再入厩となるステイゴールド、初年度産駒からいきなりクラシック候補を輩出したアグネスデジタルなどが集まった生産者から高い注目を集めていた。特にロージズインメイは同ファームの岡田繁幸氏が「生まれた産駒はできるだけ買い求めたい」と宣言したため、販路確保に苦労している生産者からは歓声が上がった。

　18日のダーレー・ジャパンスタリオンコンプレックスの目玉は新種牡馬アドマイヤムーン。種付け料は５００万円と同場最高価格だが、輝かしい競走実績に加えて、祖父フォーティナイナーが昨年限りで種牡馬引退、父エンドスウィープは惜しまれながら早世しているだけに、後継馬であるこの馬の血統的な価値は極めて高い。初年度から１５０頭以上との交配が確実で、成功は間違いないところだ。

　19日の社台スタリオンＳは相変わらずの大盛況。２年目を迎えて種牡馬としての風格が出てきたディープインパクトに負けないほど注目を集めていたのは新種牡馬ダイワメジャー。早くも申し込みは満口という人気ぶりだ。サンデーサイレンス種牡馬というよりも、スカーレットインク系の大ブレークと雄大な馬体が人気の要因となっている。今後も27日にＪＢＢＡ静内、アロースタッドなどの展示があり、種付けシーズンが本格化していく。

2008年02月22日