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今年のメジロ牧場の2歳馬は仕上がり早

 4月15日から産地馬体検査が函館競馬場を皮切りにスタート。その函館会場ではメジロ牧場けい養の32頭などが受検した。

 例年だとゆったりした仕上げが特徴的なメジロ牧場だが、今年は明らかに変わってきた。「いままで冬場は雪の上で調教してきましたが、それだと雪の状態によって予定通りの調整ができない。今年は初めて除雪、ハローがけをした深いダートコースでずっと調教を続けてきました。冬場でも全身に汗をかくほどの負荷だったので、カイバ量も増えて、この時期でも古馬並みの調教が行えるようになりました」と市川直樹厩舎長。どの馬も盛り上がるような筋肉のよろいを身にまといながら、太め感のないつくりだ。

 母メジロロベルタ(牡、父タイキシャトル)は566キロという巨漢だが、身のこなしは柔らかく、ゆったりとしたフォームで走る。「ひどく遅く見えるのに、時計を計ると速い。ケタ違いの動きを見せています」と特に期待が大きい1頭だ。

 同じく566キロの母メジロランバダ(牡、父メジロマックイーン)も血統から思い浮かぶ?奥手のステイヤー?には見えない。もちろん最大目標は古馬になってからの父子4代天皇賞制覇だが、デビューは早くなりそうで2歳時から大成が期待できる。

 これまでは不振のメジロドーベル産駒(牝、父マンハッタンカフェ)も今年はひと味違う。4月中には入厩予定で、2歳戦からフル回転する。POGとは縁がないと思われていたメジロ牧場だが、今年は要注意の存在となりそうだ。

2008年04月18日