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少し盛り上がりを欠くバルク3度目の挑戦

 北海道の英雄・コスモバルクが出走するシンガポール航空国際Cが18日に行われる。一昨年優勝、昨年2着の快挙に北海道の競馬ファンは大いに盛り上がった。得意のコース、JRA勢が検疫の問題で出走できないこともあり、3度目の挑戦となる今回も好成績が期待できるが、やや盛り上がりを欠いているというのが正直なところだ。

 3度目となるとファンにも?慣れ?が出てきたことあるのだろうが、04年以降は道営競馬で2度しかレースをしていない上、昨年のジャパンC以降は騎手もJRAの松岡騎手になり、地元ファンも?地元馬?という意識が薄くなってきてしまっている。これまでレースごとに地元スポーツ紙が最終追い切りやレース結果を詳しく掲載していたが、最近はそれも小さな扱いになってしまった。

 コスモバルクが道営競馬の振興に果たしてきた功績は非常に大きなものがあった。コスモバルクがいたからこそ外厩制度が本格化して、社台ファームやノーザンファームの良血2歳馬までもが道営でデビューするようになった。だが以前はコスモバルクの中央入りに大反対していたファンも、現在その多くは、移籍した方がよりG?制覇のチャンスが増えるのであれば、そうした方がいいと考えているように思える。

 このレースで南アフリカのジェイペグを破って2度目の制覇を成し遂げたら、秋シーズンは長距離輸送を繰り返さないで国内G?覇に専念できるように「中央移籍」も、選択肢に入ってくるのではないだろうか。

2008年05月16日