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運動神経が発達しているディープインパクト産駒

 15、16日に行われたセレクトセール当歳市場で、ディープインパクトの初年度産駒が高い評価を受けた。最高価格となった2億2000万円で落札された「ビワハイジの08」を筆頭に4頭が1億円超え。平均価格の6161万円も、産駒が5頭以上上場された種牡馬の中では断トツのトップとなった。

 今年開催されたセリ市は軒並み前年比大幅減の厳しい結果が出ており、右肩上がりで伸び続けてきたセレクトセールも例外ではなく、初めての大幅減少となった。だが、日本競走馬協会・吉田照哉副会長は「社会情勢を考えたらもっと落ち込むと思っていたが、予想していたほどではなかった。売却率もほぼ昨年並みなので大健闘でしょう」と分析していたように、これまで今年開催されたトレーニングセールほどの落ち込みは見られなかった。その健闘の最大要因はディープインパクト産駒が36頭中、31頭も落札されたことだろう。

 ディープインパクト産駒の特徴は、大きさとしては小柄だが運動神経が極めて発達していることと度胸のいいこと。パドックを周回している時は常にスキップのような軽い脚取りを見せていたし、写真撮影で大量のカメラマンに取り囲まれても全く動じるところが見られない。この時期の当歳馬は母馬が少しでも離れてしまうと不安な表情を浮かべるが、ディープインパクト産駒は全く気にしていない。生まれながらに“大物感”を持っているようで、2年後のデビューがますます楽しみになってきた。

2008年07月18日