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好調キングカメハメハ2歳リーディングも視野

 まだ2歳戦はスタートしたばかりだが、新種牡馬の中で早くもその地位を不動のものにしたのがキングカメハメハだ。函館2歳S勝ち馬フィフスペトルが登場したこともあって、新種牡馬のみならずJRA2歳リーディングサイアーでアグネスタキオン、サクラバクシンオーらを抑えて首位を快走している。 

 もちろんキングカメハメハは今年の2歳新種牡馬の目玉で、交配牝馬レベルはアグネスタキオンに匹敵するほど。現役時代にマイル戦でも圧倒的な強さを見せたスピードや、エルコンドルパサーで成功しているキングマンボ産駒という血統的な背景に加え、これだけハイレベルな牝馬と交配していれば失敗はあり得ないと思われていた。

 だが育成現場での評価は必ずしも高くはなかった。「確かに馬体は立派でパワーがあるが、軽さがあまりない。父系のミスタープロスペクターが強く出ていて米国馬のようなタイプで、芝のレースはどうか。同じ新種牡馬ならネオユニヴァース産駒の方がいいのでは…」という声がよく聞かれていたのも事実だったが、このスタートを見ればそんな心配も全くの杞憂(きゆう)だったようだ。

 フィフスペトル以外にも小倉で勝ち上がったエリモプリンセス、3戦目を快勝したキングスレガリア、2戦目で一変したショウナンサミットなど、奥の深い馬が多い。これからはさらに良血馬が続々デビュー予定で、94年サンデーサイレンス以来の新種牡馬による2歳リーディングサイアー獲得も夢ではない。

2008年09月05日