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スター候補がそろったホッカイドウの2歳馬

 今年のホッカイドウ競馬2歳馬は史上最高のレベルだ。札幌2歳Sにはモエレエキスパート、イグゼキュティヴの2頭が出走するが、JRA勢にライバルと思われる馬が見当たらず、ヤマノブリザード、モエレエスポワールに続く3頭目の道営馬Vのみならず、史上初の地方馬によるJRA重賞1、2着独占の快挙も十分に考えられる。

 だがこの札幌2歳Sに出走する2頭は決して道営の最強馬ではなく、4?5番手グループと目されている。現時点での3番手が5日のすずらん賞に出走するマサノウイズキッド。当初は額のハート型流星が話題だったが、いまではトレードマークよりもその強さの方がより注目されている。デビューから3戦3勝で2着との着差合計が27馬身。まるでハイセイコーのようなぶっちぎりの連続だ。本質的にはダート中距離向きで、芝1200mがベスト条件ではないが、あっさりと克服してしまいそうなスター性も感じられる。

 2番手は1日の重賞サンライズCこそ大出遅れで5着敗れたものの、まだ評価を落とせないナサニエル。フサイチホウオー、トールポピーの半弟という超良血馬で、脚元の湾曲がひどいため道営でのデビューとなったが、潜在能力はやはりケタ違いだ。

 現時点での最強馬はワンダフルクエスト。重賞連勝を含む5戦5勝で、ノーザンファームを外厩として鍛え続けられている成果がはっきりと出ている。この2頭もいずれJRAにも挑戦するはずで、今後の動向を注目していきたい。

2008年10月03日