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メリットがなくなり今後が心配なセリ市
JRA開催は豪華メンバーの天皇賞・秋を迎えて盛り上がりがピークに達しているが、馬産地日高の現状はまさに正反対と言えるだろう。10月17日に終了したオータムセールで今年の北海道市場での当歳、1歳馬のセリ市は終了したが、4開催13日間のトータルの売却総額は49億1745万円で、昨年よりも約10億円も落ち込んでしまった。
売却頭数、売却率、平均価格とあらゆる項目で昨年を大きく下回ったのは、もちろん経済不況の影響が大きいが、今年からJRAの市場取引馬奨励賞が廃止されたことも大きな要因になっている。奨励賞目当てにセリ市で購入していた馬主にとってそれが廃止となると、代金支払期限や購入馬引き取り期限などいくつかの“縛り”があるセリ市での購入はメリットがなくなってしまったのだ。
セリ市に代わって庭先取引が増加してくると、代金決済や馬の故障をめぐるトラブルの増加も予想される。庭先取引中心の時代には「故障したから代替馬をよこせ」というような無茶な要求をする馬主までいた。せっかくレントゲン写真の提出などセリ市のルールが進化してきたのに、以前のシステムに後退してしまったら損失だ。またコンサイナーがセリ馴致を行うことがその後の馴致を楽にしている面も見逃せない。
日本軽種馬協会や日高軽種馬農協では独自予算で市場取引馬賞の設置を検討しているが、JRAと同等の予算規模は難しい。実施してもどれだけの効果が現れるかは未知数。セリ市の今後が心配されている。
2008年10月31日
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