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南関東から中央挑戦イグゼキュティヴ

 ホッカイドウ競馬に在籍していたイグゼキュティヴ(牡2歳)が、南関東・川崎の河津裕昭厩舎へ移籍することになった。イグゼキュティヴは地元ダート戦で3戦2勝の成績を残しているが、同厩コスモバルクと同様に芝コースに高い適性を見せており、ラベンダー賞3着、コスモス賞2着、札幌2歳S2着、そして前走の京都2歳SでJRA初勝利を挙げた。

 これまではコスモバルクと同様に新冠・ビッグレッドファームを外厩にして坂路で鍛え上げてレースを使っており「コスモバルク2世」としてホッカイドウ競馬所属でのJRA挑戦も期待されたが、陣営は北海道からの長距離輸送が余儀なくされるハンディの大きさをコスモバルクで味わっており、南関東が外厩制度を導入したこともあって、茨城・ビッグレッドファーム鉾田(認定厩舎として申請中)を外厩として来春のJRAクラシックに挑戦することになった。

 今年のホッカイドウ競馬2歳世代は極めてレベルが高かった。特に「四天王」と呼ばれた4頭はいずれもJRA重賞級の能力を持っている。北海道2歳優駿2着馬モエレエキスパートと、トールポピーの半弟ナサニエルはJRAに移籍予定。デビューから5連勝を飾ったワンダフルクエストも南関東へ移籍予定で、4頭とも北海道を去ることになる。北海道のファンとしては寂しさもあるだろうが、イグゼキュティヴ、ワンダフルクエストが地方所属のままJRAで活躍すれば、地方競馬の活性化にはつながるはずだ。

2008年12月05日