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例年以上に盛り上がった「NARグランプリ」

 JRA賞に続いて8日には地方競馬の年度表彰「NARグランプリ」が発表された。近年はダートグレード競走の大半をJRA所属馬が制しておりやや盛り上がりに欠いていたが、08年は地方所属馬の活躍も目立った。年度代表馬に選出されたフリオーソは帝王賞、ダイオライト記念を制し、川崎記念でも2着に入る堂々たる成績。最優秀2歳馬の候補になった6頭も、例年ならどの馬が選ばれてもおかしくないほどハイレベルな馬だった。

 そのNARグランプリには「特別賞」という表彰がある。地方競馬の発展に功績があった馬を現役馬に限らず表彰する制度で、今回は08年に死亡したホスピタリティが選出された。81年に大井でデビューしてから羽田盃まで無傷の8連勝。JRAに移籍後のセントライト記念では皐月賞馬アズマハンターに完勝。富士Sでカナダのフロストキングに敗れたが、日本馬には生涯1度も先着を許さなかった。種牡馬入りしてからもホッカイドウ競馬出身で皐月賞を制したドクタースパートをはじめ数多くの活躍馬を輩出して地方競馬を盛り上げた。満場一致で特別賞に選定されたのも当然だろう。馬産関係でこの特別賞を受賞したのはホワイトナルビー(オグリキャップの母)、イナリトウザイ、ハイセイコー、ロジータ、ニホンカイローレルに続いて6頭目となった。

 競馬を盛り上げているのは現役馬だけではない。JRA賞でも種牡馬、繁殖牝馬を対象にした表彰制度が創設されてもいいのではないだろうか。

2009年01月09日