1. TOP
  2. 馬三郎タイムズ
  3. コラム

重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ

コラム

プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!

無料トライアルに申し込む(購入手続きは不要です)/詳しく見る

ふるさと定期便

SS系の力を世界でダイワスカーレット

 1月28日の川崎記念でカネヒキリが最多タイとなるG?7勝目を挙げた。フェブラリーSではグランプリホース・ダイワスカーレットがこのカネヒキリ、昨年の覇者ヴァーミリアンと対戦する。いまからワクワクするほど楽しみだ。

 以前のダート重賞は芝路線で頭打ちになった馬が主体だったが、いまは芝G?級が出走してきてもなかなか通用しないほど、ダート競馬はカテゴリーとして確立されてきている。だが前走で有馬記念を圧勝したような芝の名馬が初めてダート競馬に出走してくるというのは極めて異例な事態。しかもダイワスカーレットのパワー走法はダート向きにも見えるだけにカネヒキリ、ヴァーミリアンが相手でも互角以上の競馬ができるかもしれない。

 もしダイワスカーレットが好勝負をすれば、次走はドバイ・ワールドカップに出走する予定。日本のダート王者が全く歯の立たないレースだが、これまで唯一連対を果たしたのが01年のトゥザヴィクトリー。ダートは前走のフェブラリーS(3着)が初めての芝馬でしかも牝馬と、ダイワスカーレットとの共通点が多い。時計の速いナドアルシバ競馬場のダートコースは、芝で良績がある馬向きなのかもしれない。

 ダイワスカーレットには今後ぜひ米国・オールウェザー馬場でのレースに挑んでもらいたい。ダートコースよりスピード、切れ味が要求されるオールウェザーはサンデーサイレンス系にピッタリのはずで、同系の偉大さを世界に示す大きなきっかけになるはずだ。

2009年02月06日