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熱い気持ちがホッカイドウ競馬を盛り上げる

 09年度のホッカイドウ競馬が4月29日の札幌開催からスタートした。その初日に早速組まれた2歳新馬戦(フレッシュチャレンジ競走=ダート1000メートル)には、社台ファームの外厩馬で地方競馬オーナーズ所有のポップコーン(父アフリート)、下河辺牧場の生産馬オウサムフレンチ(父フレンチデピュティ)、ビッグレッドファームの所有馬コスモデュエル(父スウェプトオーヴァーボード)など、まるでJRAのレースを見ているような大牧場の良血馬が顔をそろえた。

 注目の全国最初の新馬戦を勝ったのはポップコーンだった。砂をかぶって首を上げてしまい3角でズルズルと後退。通常の2歳馬のデビュー戦だとこの時点で終わってしまうものだが、社台ファームの深いダートコースで鍛えられ続けてきたこの馬の根性は違った。すぐに態勢を立て直すとインから徐々に巻き返し。直線も最内から馬群をこじ開けて差し切ったのだ。

 そのポップコーン以上の“根性”だったのが社台ファームのスタッフだ。ホッカイドウ競馬の開幕を盛り上げるために「必ず開幕日にデビュー勝ちさせる」と以前から宣言しており、「デビュー戦は騎手が大切」と早くから五十嵐冬樹騎手を確保。この日は吉田照哉代表をはじめ社台ファーム首脳の大半が札幌競馬場に集合して声援を送った。「JRAのG?でもこれだけの人数で応援に来ることはない」という意気込みが実った。大手牧場の熱意がホッカイドウ競馬を盛り上げていきそうだ。

2009年05月01日