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門別ナイター成否のカギを握るのは?

 ホッカイドウ競馬の門別ナイター開催(グランシャリオナイター)が20日からスタートした。11月19日の閉幕までの全期間がナイター開催で行われる。昨年まで行われていた旭川でのナイター開催も9月に入るとかなりの寒さだったが、それが11月中旬まで続くとなると厳寒との戦いになる。特に門別競馬場の場合、常に強い海風にさらされており、体感気温はさらに下がる。取材も大変だが、その寒い中でレースに騎乗する騎手はまさに体を張った仕事になる。

 ナイター開催にあたり、門別競馬場は総額12億3900万円をかけてリニューアルされた。存廃問題に揺れているホッカイドウ競馬によくそれだけの資金があったと思われるが、6億2000万円がJRA、NARからの補助金。6億円が道と馬産地からの拠出で、予算からの支出はわずか1900万円だけだった。上手な利用法ではあったが、それだけ関係者、道民からのプレッシャーも大きく失敗は許されない。

 門別競馬場は札幌中心部から車で1時間半程度。本州の感覚からすれば「遠くない」と思うかもしれないが、北海道感覚では「旅行」に近い距離。高速道路料金は往復3000円、それにガソリン代も同額程度はかかる。6月9日にすすきの近くにミニ場外「Aiba札幌中央」が設置されるが、やはり競馬場にファンが集まらなくては競馬人気は衰退の一方だろう。「旅行」してでも生で見たいとファンに思わせるレースを開催できるかが、成否のカギになる。

2009年05月22日