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復興のきっかけになるか?クラブ馬が地方デビュー

 ホッカイドウ競馬初のクラブ法人所有馬としてシルクホースクラブのシルクポーラスター(牡2歳、父フサイチソニック、母オペラアイ=林和弘厩舎)が9日、門別競馬場の第7レースJRA認定フレッシュチャレンジ競走(ダート1000m、8頭立て)でデビューした。

 レースは、ハイペースの展開でおっつけながら5?6番手を追走し、直線は内をついて追い上げたものの1分4秒1の5着。1番人気の期待には応えられなかった。牡馬ながら394?と小柄な馬体で、スピードは水準のレベルがあるものの、タフな門別コースを克服するにはもう少し体重が増える必要がありそうだ。それでも1口6000円で200口、総額120万円という募集価格の安さを考えれば、5着賞金8万5000円の200分の1という初賞金以上の楽しさを、会員は感じられたのではないだろうか。

 07年9月の競馬法改正によって地方競馬でのクラブ法人の馬主資格が認められて以降、初めてその所有馬が地方競馬でデビューしたことは、大きな意義のあることだった。シルクポーラスターは募集直後に満口になったし、シルクホースクラブではほかにも南関東で2頭、岩手で1頭の2歳馬を所有している。

 ほかのクラブ法人でも来年以降、導入の構えを見せており、“一口馬主”は確実に地方競馬でも増えてくるだろう。会員が馬券を買って応援したり、競馬場に足を運ぶことは、地方競馬復興の大きなチャンスになるはずだ。

2009年06月12日