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2歳戦のカギを握る輸入新種牡馬

 今週からスタートする夏競馬の目玉と言えばやはり2歳新馬戦。今年のダービー馬ロジユニヴァースは昨年7月6日の阪神・新馬戦(芝1800m)でデビューし、2戦目の札幌2歳Sでは圧巻の強さを見せていた。馬産地の育成施設が整備されてきたことで、以前は秋開催から始動していた期待馬も早い時期からデビューするようになり、この時期の新馬戦はなおさら見逃せなくなってきた。

 新種牡馬の動向も注目だ。昨年の2歳リーディングサイアーでは新種牡馬のキングカメハメハとネオユニヴァースが1、2位を独占するという史上初の快挙。さらにネオユニヴァースは初年度産駒の2頭が皐月賞、ダービーを制するサンデーサイレンス以来の偉業も達成し、トップサイアーの座をつかんだ。今年の新種牡馬は、これまでとは一変して輸入種牡馬が人気の中心になっている。

 新種牡馬の本命と目されているのはロージズインメイ。サンデーサイレンスと同じヘイルトゥリーズン系で、ドバイワールドC勝ちという戦績も一流。サンデーサイレンスに似て皮膚の薄さが特徴で、日本の芝への適性が高そうだ。導入したビッグレッドファームでは良血繁殖牝馬の大半と交配しており、マイネル・コスモ軍団で賞金を稼ぎまくりそうだし、シンジケート株を多く所有している社台グループからも大物が登場する可能性は高い。

 ダーレーのアルカセット、JBBAのストラヴィンスキー、バゴも水準以上の大物で、新種牡馬の覇権争いは激化しそうだ。

2009年06月19日