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大先輩バルクに続け!新種牡馬から大物誕生?

 昨年に続いて今年も2歳新種牡馬が幸先のいいスタートを切っている。JRAでもアドマイヤマックス、デュランダルが早くも新馬勝ち産駒を送り出したが、それ以上に楽しみなのが7月2日の門別でデビュー勝ちを収めたロージズインメイ産駒ロージズ(牝2歳、母オータムティント、母の父ロベルト=田部和厩舎)だ。

 能力検査で48秒8という今年の2歳最高タイムをマークし抜群のスピードが評判になっていたが、将来を考え1700mを選んでデビュー。それでも全く役者が違った。楽に先手を奪うと抜群の折り合いでゴール直前まで持ったまま。最後に軽く追い出されると2着に2馬身差をつけゴール、3着はさらに8馬身離れた。超スローペースだったため勝ち時計は1分54秒5と目立たなかったが、レースセンスの高さを存分に見せた。

 このロージズはコスモバルク、イグゼキュティヴと同じく田部厩舎所属で、新冠・ビッグレッドファームを外厩にして調教されている。ビッグレッドファームの生産で、馬主はロージズインメイを導入した岡田繁幸氏。さらに馬名が“ロージズ”なのだから、岡田氏が種牡馬ロージズインメイの知名度を高めるために気合を入れて生産、育成してきたことがうかがえる。岡田氏が「サンデーサイレンスまではいかないが、バネの良さと筋肉の柔らかさは超一流」と断言するロージズインメイの代表産駒ロージズが、JRA特指競走や札幌2歳Sでどんなレースを見せるのか注目だ。

2009年07月10日