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不況の影響は避けられず、大幅ダウンのセレクトセール

 さすがのセレクトセールも大不況の影響をモロに被ってしまった。15日に終了した「セレクトセール2009」の3日間の総売り上げは76億1260万円で、昨年から20億円以上も落ち込んでしまった。

 初日の1歳市場は昨年を上回ったものの、2、3日目の当歳市場はディープインパクトの半弟が上場されて1億6500万円で取引されるなど話題性は高かったが、結果としては24億円以上の減少となった。

 この結果に主催の日本競走馬協会・吉田照哉副会長は「開始前には1頭も売れないで全部持ち帰らなければならないかもしれない、とすら考えていた。それを思えばこれだけ売れたのは大健闘。この時代に生活必需品では全くないサラブレッドを購入してくれる人がいるということは、主催者が言うのも変な話だが、すごいことです」とむしろ肯定的に受け止めていた。

 ただし当歳の不振については「馬がしっかりと仕上がった1歳市場の方が購買者にとって購入しやすかったのだと思う。当歳セールが高く売れていたから中心にしてきたが、1歳市場を中心にしていこうという話が出てくるでしょう」との考えを明らかにした。

 注目の非居住外国人馬主は、日本法人であるダーレージャパン以外の購買はなかった。これについては「JRAも解放したのなら、?連絡員を置かなければならない?など細かい規定は設けずに、馬を購入したらすぐに出走できるようにすればいいのに、とは感じています」とさらなる開放促進を提案していた。

2009年07月17日