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ホッカイドウ&社台期待のポップコーン

 札幌2歳Sにホッカイドウ競馬からポップコーン(牡、父アフリート=道営・成田厩舎)が挑戦する。道営馬は01年ヤマノブリザード、03年モエレエスポワールが優勝しているし、昨年も勝ったロジユニヴァースにイグゼキュティヴ、モエレエキスパートが迫って2、3着に健闘。毎年、道営勢が見逃せない存在になっている。

 今年は函館競馬場の改修工事で北海道シリーズが8日間減少したため、札幌2歳S開催が1か月前倒しとなり、地方馬が出走権利を得られるレースがクローバー賞だけになってしまった。トライアルに出走するための道営での選考も大混戦で、ポップコーンは少ないチャンスをモノにして出走にこぎつけたのだった。

 だがポップコーンの陣営にとって札幌2歳S出走は、半年以上も前から目標にしていたことだった。社台レースホースの地方競馬オーナーズ募集馬で「馬産地主導の新生・ホッカイドウ競馬を盛り上げるためにも、開幕日の新馬戦でデビューさせ、札幌2歳Sを目指す」と公言し、社台ファームでJRAデビュー馬以上にハードに乗り込まれた。そして公言通りに4月29日の新馬戦を勝利。この時、札幌競馬場には社台ファーム・吉田照哉社長夫妻をはじめ、同ファーム幹部のほとんどが集結して応援に声を枯らしていた。

 新馬戦は砂を被って後退しながら、とても届かないと思える位置から馬群を割って抜け出した。その勝負根性と陣営の意気込みで、打倒JRA勢を実現する可能性も十分だろう。

2009年09月04日