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一気にSS後継の主役へ絶好調マンハッタンカフェ

 菊花賞の結果次第で種牡馬マンハッタンカフェの評価が定まりそうだ。

 現役時代の明らかな「奥手のステイヤー」という競走成績は、種牡馬としてはもっとも敬遠されるタイプだったはずなのに、250万円という手ごろな種付け料設定もあって種牡馬入りから4年連続で200頭以上と交配する絶大な人気を集めた。だが初年度産駒がデビューした06年からの3年間で目立った活躍馬はマンハッタンスカイ、メイショウクオリア、レッドアゲート程度と、かなり期待外れの成績になってしまった。それが09年になると大変身して、G?2勝を含めて重賞8勝でリーディングサイアーを独走しているのだから種牡馬の成否を判断するのは難しい。一時は落ちていた馬産地での人気も、再び急上昇ムードだ。

 そのマンハッタンカフェ産駒の“不思議”がジョーカプチーノ、アーバニティといったスプリンターが登場していること。逆に長距離戦は、芝で全174勝中2400m以上は13勝と、必ずしも成績が良くない。「父サンデーサイレンスと同じで、母系の特徴を引き出す種牡馬なのかもしれない」と言われているが、サンデーサイレンス種牡馬の後継争いは激しいだけに、自分の特徴を示すことも求められている。

 菊花賞でイコピコ、アントニオバローズ、ヤマニンウイスカーのトリオが結果を出せば「本質はステイヤーだが、スピード競馬にも対応できる」という猛アピールができ、ネオユニヴァースとともに後継種牡馬の主役に躍り出そうだ。

2009年10月23日