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今年は地方勢が優勢!注目の全日本2歳優駿

 エスポワールシチーという新星が誕生し、2、3着も勢いのある3歳馬が食い込んだJCダートは、レースとしての盛り上がりはジャバンCに負けないものとなった。ダート競馬は着々とその地位を確立していることが感じられた。

 その意味で、今週の阪神JF、来週の朝日杯FSと同等の注目を集めそうなのが16日のG?・全日本2歳優駿(川崎・ダート1600m)だ。97年にダートグレード競走となって以降、JRA勢が12回中9勝と強さをみせているが、今年はやや様相が違う。2歳馬レベルが極めて高い道営から4頭が遠征するのをはじめ、佐賀、笠松、兵庫からも強豪が参戦。南関東のショウリュウ、マグニフィカも強力で、地方勢の方が層の厚さを見せている。

 特に道営のビッグバン(牡、父ネオユニヴァース)はG?・北海道2歳優駿を含め重賞3連勝中と、圧倒的な強さを見せており、長距離遠征のハンデを乗り越えて、01年プリンシパルリバー以来8年ぶりに北海道に2歳ダート日本一のタイトルを持ち帰る可能性が高そうだし、血統からも将来が極めて楽しみだ。

 地方2歳馬のレベルアップは、サンデーサイレンスのような突出した種牡馬がいなくなったことで、JRAと地方で入厩2歳馬の血統レベルの差が少なくなってきたこと、ダートグレード競走が定着して地方デビュー馬にもチャンスが広がったことなどが理由として考えられる。ダート競馬の充実は、地方競馬の救済にもつながっていきそうだ。

2009年12月11日