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ディープを筆頭に新種牡馬の当たり年

 今週から待望の2歳新馬戦がスタート。もちろん最大の注目はディープインパクト産駒で、その評判は日増しに高まっている。育成開始当初はやや貧弱に見えた馬体が、調教を積まれるにつれて力強さを増してきた。

 多くの育成担当者が口をそろえるのが、脚元の丈夫さと性格の素直さ。予定通りの育成、調教メニューを消化できるため完成度が高く、自身は早熟タイプではなかったが、産駒は2歳戦の早い時期から開花しそうだ。

 父サンデーサイレンスの初年度産駒は2歳戦で20頭が勝ち上がり30勝、重賞4勝。この驚異の成績をクリアするのは至難の業だが、09年ゼンノロブロイ(15頭が18勝)、08年キングカメハメハ(23頭が25勝)を超えることがスーパーサイアー誕生の一つの目安だ。

 今年はディープインパクト以外にも大物新種牡馬がめじろ押しだ。久しぶりの超大物輸入種牡馬がロックオブジブラルタル。1年限りの供用だったがスマイルトゥモロー、マストビーラヴド、マイケイティーズ、ヤマカツリリーなど一流交配牝馬が集まり質の高い産駒が誕生している。短距離?マイルが主戦場なのでディープ産駒との直接対決は少ないかもしれないが、G?7連勝を達成した世界的名馬が存在感を見せる。

 ハーツクライの産駒の評判も上々。自身も本格化が4?5歳だったように産駒も奥手タイプが多く見受けられ、2歳戦では目立たないかもしれないが、アドマイヤベガで成功しているサンデーサイレンス×トニービンの配合。必ず大物を輩出するはずだ。ほかにもキングマンボ産駒のルールオブロー、すでにジャリスコライトなど日本で実績を残しているファンタスティックライト、短距離戦のスペシャリスト・スニッツェル、産駒の出来が評判のアドマイヤジャパンなど、新種牡馬の当たり年となりそうだ。

2010年06月18日