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思い出の地で復活をロジユニヴァース

 日曜の札幌記念・G?(芝2000m)に、昨年のダービー馬ロジユニヴァース(牡4歳)が復活を賭けて出走。多くのファンが詰めかけることになりそうだ。ダービー馬を生で見られるということ以上に、札幌2歳Sを制した馬が、“ダービー馬”の称号を得て凱旋してくることに、北海道のファンは深い思い入れを感じている。

 北海道は馬産地を抱えていることもあり、素質馬が2歳時から成長していく姿を見守っていくことに楽しみを感じるファンが多い。新馬戦のパドックは特別戦並みのにぎわいになるし、札幌開催のオーラスを飾る札幌2歳Sはまさに“祭典”。その勝ち馬には、まるで甲子園に出場する地元代表チームに対するような気持ちで、その後のクラシック戦線を応援している。のちにクラシックを制したニシノフラワー、ジャングルポケットは“地元出身”のヒロイン、ヒーローだし、繁殖牝馬として大活躍しているスカーレットブーケやビワハイジには、その産駒へも特別な思いがあるようだ。

 札幌2歳S勝ち馬でダービー馬になったのは、ジャングルポケットに続いて2頭目。そのジャングルポケットはダービーの次走に札幌記念に出走した。当日は、ダービー馬クライムカイザーと皐月賞馬トウショウボーイが再対決した76年ほどではなかったものの、パドックには横断幕も数多く掲げられて、“地元出身”のダービー馬が迎えられた。

 そのジャングルポケットは追い込み届かずエアエミネムの3着に敗れてしまったが、ロジユニヴァースは洋芝、小回りの条件がピッタリ。サクラプレジデント、アドマイヤムーンに続く札幌2歳S・札幌記念ダブル制覇で、ダービー馬の貫禄を北海道のファンに示してくれる可能性が十分にありそうだ。

2010年08月20日