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生産者に夢を与えた凱旋門賞での好走
ナカヤマフェスタの凱旋門賞2着の“快挙”に、馬産地も沸き上がっている。2着という結果は11年前のエルコンドルパサーと同じでも、その下地は大きく違う。エルコンドルパサーは日本人オーナーのブリーディングホースではあったが、キングマンボ産駒の良血外国産馬で生まれながらのエリートだった。
だがナカヤマフェスタは馬産地としてはあまり実績のない鵡川町の、繁殖牝馬13頭の中小規模牧場の生産馬。父ステイゴールドは社台グループの生産、社台レースホース所有のサンデーサイレンス産駒だったが、社台スタリオンSでは一度も供用されず、ずっと日高で種牡馬生活を送っている。言葉は悪いが、サンデーサイレンス後継争いでいったんは“落選”した種牡馬だった。
母ディアウィンクは20戦1勝の競走成績で、近親にも目立った活躍馬はいない。母の父タイトスポットは日高軽種馬農協が導入した期待の種牡馬だったが、産駒のJRA重賞勝ちはブラボーグリーン(京阪杯)1頭だけだった。
ナカヤマフェスタについて?わずか1000万円で取引された?と表現されることが多いが、この血統レベルでありながら、セレクトセールに選抜されたのはよほど素晴らしい馬体をしていたから。1000万円で取引されたのは、逆に“高額”になったとも考えられる。
配合を研究し、手塩にかけて育てた結晶。資金力が決して潤沢ではない日高の中小生産者であっても、努力と工夫次第で凱旋門賞2着馬をつくり出すことができる―。ナカヤマフェスタはそんな大きな希望と勇気を、多くの生産者に与えたことになる。
2010年10月08日
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