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名門カントリー牧場が念願の菊制覇
3冠最後の関門・菊花賞は、ビッグウィークが終始引っ掛かっているような走法ながらも、圧倒的なスタミナで完勝。やや層が薄かった長距離界に楽しみな?新星?が登場した。
父バゴは04年の凱旋門賞馬。JRAが引退後の購買を発表した後にジャパンCへ出走したことで話題になったが、そのジャパンCはアルカセットの8着。名種牡馬ナシュワンの産駒ではあるが、種牡馬としてはやや地味な印象で、種付け料も110万円とJBBA種牡馬の中でも低めに設定された。だが初年度産駒から桜花賞2着のオウケンサクラに続いて、牡馬クラシックウイナーも輩出したのだから、来春の種付け申し込みは一気に増えそうだ。
ビッグウィークを生産した新ひだか町・カントリー牧場にとっては、まさに悲願の菊花賞制覇となった。牧場開業直後の1968年に皐月賞馬マーチス、ダービー馬タニノハローモアの2騎で挑んだものの3、6着敗退。3冠を目指した70年のタニノムーティエは喘鳴症のため11着に敗れた。トライアルの神戸新聞杯を勝った95年タニノクリエイトは14着。02年ダービー馬タニノギムレットは屈腱炎のため秋シーズン前に引退した。牝馬のウオッカを含めて4頭のダービー馬を生産しながら、これまで菊花賞には縁がなかった。
1965年に輸入した繁殖牝馬イシュクーダー(父モスボロー)はタニノヒュールパス、タニノブーケを通して多くの生産馬を輩出し、カントリー牧場の基礎牝馬となっているものの、重賞勝ち馬はタニノボレロ(新潟記念)、タニノクリエイト(神戸新聞杯)だけだった。それでもこの牝系を大切に守り続けてきたことが、45年の時を経て開花したことになる。育成面も含めてカントリー牧場の強い馬づくりへの強い信念が、この菊花賞制覇からも感じられた。
2010年10月29日
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