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馬産地視点の10大ニュース

 今年も残すところ1週間。まだ有馬記念が残っているが、現時点での『2010年馬産地10大ニュース』を振り返る。

 ?ホッカイドウ競馬の存続決定 今年、というよりも10年間単位で振り返っても最大のニュース。馬産地にとって長年の懸案だった存廃問題が、最低でも5年間レベルでの存続が決定したことで安堵感が広がった。存続最大の立役者は牝馬ながら牡馬との混合で3歳3冠を制覇したクラキンコ。父母娘の“ファミリー”でのダービー(北海優駿)制覇は社会的な話題となった。

 ?オグリキャップが死亡 その存在は馬産地の象徴だった。「牧場」や「生産」がこれだけ注目されるようになったのもオグリキャップの種牡馬入り以降。名所がなかった日高が「観光地」として生まれ変わることができ、その経済波及効果は極めて大きかった。

 ?ディープインパクト産駒が快進撃 待望の初年度産駒がデビューし、その期待の大きさをさらに上回る好成績。あと1週を残して33頭が勝ち上がり37勝。これは父のデビュー年(20頭が30勝)を超える数字。来春の種付け料も断トツの1000万円となった。

 ?1歳セールが好調 深刻な馬産地不況が続いていたが、今年はようやく立ち直りの兆しが見えてきた。セレクトセールも含めて当歳セールはさらに厳しい数字となったものの、逆に1歳セールは全盛期に近い売却率。平均価格こそ下がり続けているが、種付け料の値下げで生産経費も下がっており、生産者にとっては不況脱出の希望の灯が見えてきた。

 ?繁殖牝馬13頭の小牧場(鵡川・新井牧場)から凱旋門賞2着馬(ナカヤマフェスタ)が誕生 日高の生産者にとって、これほど勇気を得られたニュースはなかった。

 以下は、?大物種牡馬ハービンジャーの導入、?道営の星・コスモバルクが引退、?牝馬の大活躍で馬産地に活気、?サクラユタカオーが死亡、?函館競馬場が新装オープンを取り上げてみた。

2010年12月24日