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アドマイヤグルーヴ最後の産駒ドゥラメンテがいざ初陣へ

 凱旋門賞のハープスターは残念だったが、いつも通りに大外を回って、直線で猛然と追い込んできた脚は、3歳牝馬であることを考えれば立派だった。貧相な馬体で脚がひどく曲がっていた祖母を産地馬体検査などで見ていただけに、あのベガの孫が世界のひのき舞台に立ったということだけでも感激した。

 ノーザンファーム生え抜きの繁殖牝馬ではベガとエアグルーヴが長く二大巨頭を務め、産駒は毎年、POGで高い人気を集めてきた。ベガは06年、エアグルーヴは昨年死亡しており、注目は孫、ひ孫の世代に移りつつある。エアグルーヴの初産駒でセレクトセールで2億4150万円(税込み)で取引、エリザベス女王杯連覇したアドマイヤグルーヴはエアグルーヴの最良後継繁殖牝馬になるはずだったが、残念ながら母よりも1年早く死亡。現2歳のドゥラメンテ(牡、父キングカメハメハ=美浦・堀)が最後の産駒になる。

 そのドゥラメンテが12日の新馬戦(東京・芝1800m)でデビューを予定している。これまでの産駒4頭もいずれも母によく似た好馬体だったが、ラストクロップも「これまででも最高」と牧場でも評判になっていたグッドルッキングホース。490キロ前後の馬体で、調教でも迫力満点の動きを見せている。

 兄姉は2戦目までに勝ち上がっており、仕上がりの早い血統だが、重賞勝ちはまだない。脚部不安や本格化の遅れなどが理由だったが、ドゥラメンテの脚元は丈夫で、兄姉よりもかなり激しい気性のため、本格化は早いことが想像される。この気性の激しさはエアグルーヴ、アドマイヤグルーヴ譲りで、馬名はイタリア語の音楽用語で〝荒々しく〟を意味する。新馬戦はエアグルーヴ系の本流として、ハープスターのように世界の舞台への飛躍の第一歩となる。

2014年10月10日