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北海道牧場紀行

ノーザンファーム編?Part??

 シーザリオの初子が生まれて間もなくして、ノーザンファームで親子ツーショットの姿を見せてもらったことがある。
 同じ厩舎にいる当歳馬たちと比べると若干遅い5月生まれ。何よりも初子ということもあって、母に寄り添う姿は支えてあげたいほどに頼りなさげに見えた。しかし歩かせてもらうと、馬を持つスタッフに苦笑いをさせるほど元気に跳ね回り?さすがシーザリオの血を引いているだけあるな?と思わせてくれた。
 今回の取材でシーザリオの産駒を取材させてもらえると分かった時には、その思い出があったのでとてもうれしく、どのように成長しているのかが楽しみでならなかった。
 シーザリオの07(牡、父キングカメハメハ、5月2日生まれ)はあの時の支えてあげたい印象が、ひと目見た瞬間に飛んでいってしまうようなほど大きな成長を遂げていた。
 「父と母を会わせて4冠ベイビーだけに、扱っている僕らとしても期待が大きいです」とはノーザンファームイヤリングのスタッフの言葉。話を聞いていくと母であるシーザリオもこの時期に接していたとのことだが、あまり印象には残っていなかったという。
 「この子は生まれながらに注目を集めているわけですからね。離乳してからそれほど時間は経っていませんが、扱いやすい馬ですし、手入れでも人の手を煩わせることがなく、優等生と言っていいと思います」とスタッフは評価する。
 見た目にも上背が伸びたが、何よりも筋肉がついたことでこの時期の当歳馬としてもかなり見栄えのする
 馬体を誇っている。内面だけでなく、外見的にも点数が高く期待が高まる。 
 生まれたころに見られていたことを知ってか知らずか、シーザリオの07はこちらを見つめ続ける。デビューしたころにはもっと多くの視線が彼に集中することとなるのだろう。

2007年11月17日