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北海道牧場紀行

ノーザンファーム編?Part??

 今週はジャパンカップウィーク。舞台となる東京競馬場は海外から参戦してきた名馬と関係者が集まり、華やいだ雰囲気に変わる。
 土曜日に行われるジャパンカップダートに出走しているのが、ノーザンファームの生産馬であるヴァーミリアン。2歳時にはラジオたんぱ杯2歳Sを制するも、その後は一息の成績。3歳の秋からはダート路線に転向すると、抜群の適性を見せてこれまでに交流重賞を5勝。今年に入ってからも交流G?の川崎記念、JBCクラシックを優勝している。世界のトップホースが集まったドバイワールドカップでも4着に入っており、地の利も生かせるジャパンカップダートでは、初の中央G?制覇も十分に期待できそうだ。
 ヴァーミリアンは、現在、最も日本競馬で活力のある「スカーレット一族」の出身でもある。桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯を制したダイワスカーレット(牝3)、安田記念、マイルCSの両G?を制したダイワメジャー(牡6)兄弟の名前は記憶に新しいところ。また、ヴァーミリアンの兄サカラート(牡7)も、ダート重賞3勝の成績を残している。先日も弟のキングスエンブレム(牡2)が新馬戦を勝利。勝ちっぷりの良さからも、来年のクラシック戦線が楽しみにな1頭だ。
 今年、ノーザンファームに誕生した弟も重賞、いやG?級の活躍をしてくれそうだ。スカーレットレディの07(牡、父クロフネ、4月11日生まれ)はしっかりとした馬体で、イヤリングスタッフからの評価も高い。
 「馬体だけでなく、性格もしっかりしています。現在は昼夜放牧の最中ですが、健康そのもので動き回っています」とスタッフの期待も大きい。
 父クロフネという血統からも、ヴァーミリアンやサカラートのように高いダート適性があるのは間違いない。「スカーレット一族」は、また新たなスターホース候補を送り出す。

2007年11月24日