1. TOP
  2. 馬三郎タイムズ
  3. コラム

重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ

コラム

プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!

無料トライアルに申し込む(購入手続きは不要です)/詳しく見る

北海道牧場紀行

種牡馬展示会?ビッグレッドファーム編?

 馬産地のいたるところから新しい命のいななきが聞こえてくる中、各地で種牡馬展示会が開催されている。今回からは種牡馬展示会の模様や、注目の種牡馬たちを紹介していく。

 12日に最も早い種牡馬展示会を行ったのが、新冠町のビッグレッドファームだった。雪が降るあいにくのコンディションの中、会場には約300人の生産関係者が集った。

 まず、最初に姿を見せたのはステイゴールド。初年度産駒から毎年のように重賞馬を送り出し、サイアーランキングも上昇している。シェイプされた馬体は現役時と変わらないが、種牡馬としての貫録を表すかのように堂々と歩いていた。

 タイムパラドックスは今年でけい養2シーズン目となる。先日には初年度産駒も誕生。ブライアンズタイム系種牡馬が注目される中、今年も多くの繁殖牝馬を集めそうだ。

 ビッグレッドファームの展示会で、最も生産者からの視線を集めていたのがアグネスデジタルだった。今年のシンザン記念をドリームシグナルが制しただけでなく、ファンタジーS2着、阪神JF3着のエイムアットビップも活躍。次々とクラシック候補を送り出している。産駒はスピード能力に秀でていると評判で、2年目世代からの重賞馬誕生も期待できそうだ。

 10頭の展示の最後を締めくくったはロージズインメイ。子出しの良さはこれまでの連載の中における産駒の写真、コメントで紹介してきたが、改めて馬体を眺めてみると、バランスの良さに目を奪われる。動きも柔らかい上に、実にしなやか。この長所が受け継がれた産駒たちのデビューが、ますます楽しみになった。

2008年02月16日