1. TOP
  2. 馬三郎タイムズ
  3. コラム

重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ

コラム

プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!

無料トライアルに申し込む(購入手続きは不要です)/詳しく見る

北海道牧場紀行

種牡馬展示会?ダーレー・ジャパン編?

 この時期、各スタリオンで行われる種牡馬展示会だが、18日にダーレー・ジャパン・スタリオン・コンプレックスで行われた種牡馬展示会だけは、『スタリオンパレード』という名称が用いられている。

 単なる『展示会』ではないことは、さまざまな演出からもうかがえる。食事が用意されたテント内にはけい養種牡馬の現役時の映像が流され、また展示会場も見やすいように高さのある台が備えつけられていた。

 種牡馬の説明を行ったのは、スタリオンオペレーションディレクターのシェーン・ホーラン氏と、海外競馬評論家の合田直弘氏。屋外の大型ビジョンには各種牡馬ごとにレースの映像や、普段の様子がプロモーションビデオとして流され、これから登場してくる種牡馬への期待をあおった。

 この日はけい養種牡馬7頭のうち、ディクタットとザールを除く5頭が展示。エミレーツワールドチャンピオンに2度輝いたファンタスティックライト。ジャパンカップで日本レコードを樹立したアルカセットなど、世界有数の馬主であるゴドルフィングループのスタリオンにふさわしい実績や血統背景の種牡馬が堂々とした姿を見せた。

 最後に登場したのは、昨年のJRA年度代表馬に輝いたアドマイヤムーン。現在の馬体重は530キロと種牡馬らしくたくましさを増し、2月11日からは種付けを開始。今年は150頭ほどの繁殖牝馬との配合を予定されている。

 華々しいパレードの後には、何かしらの寂しさがつきまとう。だが、スタリオンパレードからは、むしろ生産界の輝かしい未来が見えた気がした。

2008年02月23日