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世界の馬窓から

英ダービー馬の実質的なオーナーはシェイク・モハメド殿下

 今年の欧州クラシック戦線をにぎわせ、日本でもシンコウフォレストの半弟として話題となっていたニューアプローチが、英ダービーを制した。

 現在同馬はシェイク・モハメド殿下の夫人プリンセス・ハヤが所有しているのだが、もともとは管理調教師であるJ・ボルジャーがオーナーだった。発表ではデビューから連勝を飾っていた同馬の権利を、ボルジャーから2段階に分けてハヤが取得したとされている。だが、現地では実質的なオーナーはモハメド殿下であるというのが公然の事実となっている。

 「シェイク・モハメドとの間で現役馬がトレードされる際には、ほとんどが?ワンシーズンは同じ厩舎で?という条件がつくんだよ。それに対して、自らが率いるゴドルフィンの所有馬は、すべてB・スルール厩舎に集めることを?ルール?としている。今回はプリンセス・ハヤの所有とすることで折り合いをつけたのだろうが、殿下とすれば、そりゃあ面白くはないはず。レディーファーストを重んじる英国で、今回、プリンセス・ハヤに手綱を引かせることなく、自らが率先してその手綱を引いてリングに戻ってきたんだから」(現地厩舎スタッフ)。

 殿下にとっては、「種牡馬としての価値を考えれば2、3億円というレベルじゃない」とさえ言われる購入金額よりも、?付帯条件?の方が高いと感じているかもしれない。

2008年06月28日