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世界の馬窓から

米国や欧州があまり興味を示さない極東のセレクトセール

 14日から16日まで3日間に渡って行われたセレクトセール2008。今年はオーストラリア、ニュージーランド、香港など海外からのバイヤーの姿も多く見られ、ディープインパクト産駒を中心に落札するなど注目を集めた。 ただ米国や欧州のバイヤーたちの間では、極東の日本で行われているセレクトセールというのは「独特なセール」としてとらえられている。

 何が独特かというと?当歳?が主流だからだ。しかも1歳馬よりも高額な値段で取引される傾向が強いということだ。

 「確かにこちらでも当歳で取引されるが、セールなど基本的には秋以降。ただ、デビューまで時間があるのでリスクを背負うことになる。その代わりに?安い?というのが一般的だ。いい馬たちの多くが当歳で取引され、なおかつ1歳馬よりも高いというのは考えられない。それと、スコープ(喉の状態をチェックするための検査)やレントゲン(骨の検査)という習慣がないというのはとてもリスキーだ。たとえ検査をしたとしても、まだ離乳さえしていないこの時期の馬たちなのだから、どのように変化するかなど誰にも分からないじゃないか」(大手馬主の代理人)。

 セレクトセールでは一昨年から?1歳馬取引?が行われているが、当歳と1歳馬の状況が逆転したとき、米国や欧州を含めた世界中から、バイヤーが訪れることになるだろう。

2008年07月26日