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世界の馬窓から

外国人馬主にとって日本競馬は魅力がいっぱい

 先日、某メディアにおいて「外国人馬主認可へ」と報道されたが、すでに馬主会など各方面への説明が行われており、サークル内では知られた話だった。このニュースについて外国人馬主の反応はさまざま。「認められるのならばライセンスをぜひ取得したい」という声は多い。

 「賞金もそうだがオーナーに対する出走奨励金などの手当てが充実しているのはとても魅力的。日本産馬を購入して走らせなければならないなど制約が設けられるとしても、日本で走らせてみたいね」(アイルランド人馬主) 日本へ興味を持つ外国人馬主は同じ思いを持っているようで、その理由のひとつとして挙げられるのが?除外?。日本でも問題視されているが、アイルランド人馬主に言わせれば「まだマシ」らしい。

 「多いときはエントリー馬が200頭以上というレースもあるんだ。確かにシーズン中は毎日どこかで競馬が開催されているが、それでも馬によっては約半年のシーズンで出走が3、4回ということも珍しくない。それに対し日本では悪くても5、6回は出走できるみたいだし、1回でも出走すれば手当てがもらえるのは素晴らしい。アイルランドでは4着までに入らないと賞金は出ないので、それだけでもこちらで走らせているよりはいいよ」

 ジャパンマネーの威力は衰退したと言われているが、手当てなどの面ではまだ魅力があるようだ。

2008年09月13日