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世界の馬窓から

さまざまな規則に外国人馬主からは疑問の声

 以前、外国人馬主(国内非居住者)の認可について書いたが、徐々にそのルールが明らかにされてくるなかで、外国人馬主参入の加速を鈍らせる可能性のある項目があった。それは「共有馬主を認めない」ということだ。日本でも?クラブ法人?というスタイルが存在するが、外国では1頭の競走馬を複数のオーナーで所有するという方が、むしろ一般的だ。

 「欧州のどの国をみても1人で1頭というのはアガカーンやダーレーといった大手くらいなもの。ほとんどが共有だ。実際、わたしが持つ所有馬のすべてがそうだし、米国で走らせている馬もそうしている。確かに報酬を分けることになるが、リスクを分散できるようにすることが最大の目的だよ」(欧州の馬主)

 確かにリスクがつき物だけに、当然と言えば当然かもしれない。さらに「あのクルーモアしてもJ・マグナー個人ではなく、モンジューでおなじみのM・テイバーをはじめとする何人かと共有し、それぞれの馬を走らせているわけで、それが主流だ。なぜJRAはパートナーシップスタイルを認めないのか、理解に苦しむね」

 ?日本馬5頭に対し外国馬1頭を所有することができる?など、さまざまな規則の概要が明らかになってきている外国人馬主の認可。興味を持つ外国人馬主からは「本気で解放するつもりがあるのか?」という声が上がり始めている。

2008年10月04日