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世界の馬窓から

外国サイドから見たジャパンCの問題点

 16日にジャパンC、JCダートの予備登録馬が発表された。両レースに登録を行い、もし来日ということになれば注目の存在となっていたビッグブラウンだが、故障によりBCクラシックを回避、そのまま引退してしまった。ただ、JCダートにはそのBCクラシック最有力候補カーリンの名がある。ここ数年のような寂しいメンバー構成にはならない可能性は残されている。しかし、ジャパンCの方はあまり期待できそうもない。

 「JRAの職員が懸命に参戦を呼び掛けて有力馬の陣営を回っていたようだが、オブライエンのところを筆頭に、欧州のトップホースたちは恐らく登録だけ。実際には行かないだろうね」(英厩舎スタッフ)昔は世界一の賞金が注目を集めたジャパンCだったが、なぜこれほどまでに外国馬の参戦が少なくなってしまったのだろうか?

 「丁寧に勧誘されたので行ってみると、まるで嘘のように扱いが違うんだ。それに、競馬学校、競馬場でしか調教をやらせてもらえないのには驚いたよ。日本の馬たちはトレーニングセンターでウッドチップや坂路で調教できるのにね。日本馬がこちらに来たとき、そういう扱いをされたらどう思う?」

 米国の厩舎関係者の間では、カーリンに対して賞金以外に数億円とも言われるオファーがJRAから出されているというウワサが流れているが、ジャパンC、JCダートを魅力のあるレースにするには、もっとほかのことが求められているのではないだろうか。

2008年10月25日