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世界の馬窓から

このままでは名ばかりのパート?国になる危険性も

 以前お伝えした「国外居住の外国人馬主の登録」が来年3月から始まることが18日、JRAから発表された。

 10月に行われたパリ会議、そして10日から日本で開催されたアジア競馬会議を受ける形で今回の発表となったわけだが、登録馬主は個人限定など、当初から言われていた通りの内容になり、海外の関係者たちからは「どういうつもりなのか?」という声が出ている。

 「パリ会議ではJRAに対し?パート?国として本気で開放するつもりがあるのか??という声が上がっていたようだ。もちろん、自国の生産を強く保護している仏国をはじめ、各国それぞれ思惑があるのは当たり前で、そこは主張するべきだし、無理なものは無理とはっきりと言うべきだ」と、某大手馬主レーシングマネジャーは前置きしながらも実情を指摘する。

 「JRAはこれまで同様に『10年後までには』あるいは『10年待ってほしい』とその場しのぎの対応に終始し、『修正案をアジア会議まで用意する』とも言っておきながら、結局どこも修正されていなかった。さすがに『いい加減にしろ』、『もう聞きたくない』という声が続出するのは当然で、実際に会議に出席した人もあきれ果ててしまっている。このままいけば、名ばかりのパート?国という認識をされることになるだろう」

 ブリーダーズカップシリーズの勝ち馬たちは今年もジャパンCではなく、香港を目指すと伝えられている。JRAは一体どんな?国際化?を目指しているのだろうか。

2008年11月23日