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世界の馬窓から

米国馬参戦に影響…JCダートの右回り変更

 今年のBCクラシックで2着に好走したヘンリーザナヴィゲーター。それまで直線競馬ばかりを使われていたため、レース前はオールウェザーに対する適応力よりも「あの馬はコーナーを曲がれるのか?」と、現地厩舎関係者の間では冗談交じりに心配されていた。

 実は今回のJCダートについて、米国から参戦する3頭は実力よりも「右回りを走れるのか?」と言われている。

 「米国の馬たちのほとんどは、競馬はもちろん、調教においても左回りしか走ることがない。ジョッキーにしても、右回りで競馬をしたことがある人は極めてまれだ。3頭とも右回りのレースは初めてだけに、コーナーをスムーズに曲がることができるかどうか」(現地厩舎スタッフ) 冗談のような話に聞こえるかもしれないが、彼らは至って真剣だ。実際、この?回り?については米関係者のみならず、世界中から疑問の声が上がっている。

 「オレたちのことも考えてと言うかもしれないが、ダートと言えばまず米国でしょう。その米国と言えば全部左回り。去年までの東京なら何の問題もなかったのに、なぜ右回りのコースで開催するのか理解に苦しむ。本気で来てほしいと思っているのだろうか?」と、右回りが主流の欧州関係者たちでさえ首をかしげている。

 「香港に押されっ放し」と言われているだけに、JRAとしては打開策を考えているだろうが、問題は山積みのようだ。

2008年12月06日