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世界の馬窓から

世界で予想以上の人気を集めているハットトリック

 14日に行われる香港国際競走は、いまやジャパンCよりも世界から注目を集める存在となっている。地元のグッドババにナタゴラ、そしてスーパーホーネットが激突するのが香港マイルだ。

 3年前、ハットトリックが勝ったレースは記憶に新しいところだが、種牡馬として渡った米国では今年、なんと119頭に種付けするほど人気をはくしている(現在はシャトル種牡馬としてオーストラリアで供用中)。

 「香港マイルの走りを知っている人もいるのだろうが、それよりも血統的な魅力の方が大きいかもしれない。セイントバラードが死んでしまい、ほとんどヘイロー系がいなくなっているという状況に加え、ノーザンダンサーもミスタープロスペクターも入っていないのが魅力のひとつだろう」と現地エージェントは分析する。

 さらに「人気を集めている中、来年の種付け料が1万2500ドル(約115万円)と値段が抑えられている。来年はさらに繁殖牝馬が集まるはずだし、レベルの高い牝馬がそろうことも十分あり得る。もし現実にそうなれば、成功の可能性がそれだけ高くなる」と予測していた。

 ディヴァインライト産駒のナタゴラの活躍により「手ごろなら」と、欧州からはSS系種牡馬の問い合わせが多いようだが、米国でも1頭のSS産駒の活躍によって徐々にだが「面白いかもしれない」と注目され始めている。ハットトリックの種付け頭数にも影響を与えたのは、サイレントネームという馬である。(次回に続く)

2008年12月13日