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世界の馬窓から

クールモアがセールでおとなしい原因とは!?

 シェイク・モハメド殿下率いるドバイグループ同様、世界の競馬をけん引しているとされるのが、アイルランドに拠点を置くクールモアグループだ。オイルマネーが資金力を形成していると言われるドバイに対し、クールモアは種牡馬ビジネスがその根幹を成すとされている。

 サドラーズウェルズ(08年引退)をはじめとする種牡馬がけい養されている愛国に加え、フサイチペガサス、サンダーガルチなどがいる米国や豪州など、世界中に勢力を拡大している。日本にもデインヒル、ロックオブジブラルタルなどがリースという形ながら、グループの種牡馬がけい養されてきた。

 そんなクールモアグループについて、現地の厩舎関係者たちの間では「最近のセールでは高額馬を購入していない」と話題になっている。

 「非課税だった種付け料に対し、EUから公平にするべきとの指摘を受け、今年から課税されることになったんだ。しかし、この不景気に10%も15%も値上げをしたらお客が減るのは確実なので、価格を据え置くことにしたんだ。つまりその分をクールモアが泣くことになったらしい。ということはそれだけ収入が減るわけで、影響は極めて大きいはずだよ」(愛国の生産者)

 世界中の競馬関係者から、2大巨頭の片翼を担うと注目を集めているクールモアグループ。今後の動向に一層、熱い視線が注がれることになりそうだ。

2009年01月31日