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世界の馬窓から
アースの好走で日本馬への注目度はグンとアップ
以前、「ドバイWCでは日本馬に追い風が吹く」と伝えたが、ひと足早く遠征をしていたアースリヴィングが、初戦となるUAE1000ギニー(6日・ナドアルシバ)で2着と好成績を残した。
今後はドバイに滞在し、UAEオークス(26日)へ向かう予定。「逃げ馬に有利な展開をしっかりと追い上げてきたように、いいレースをしていたね」と現地厩舎関係者たちの評価も急上昇。一気に注目を集めることになりそうだ。
だが、そのアースリヴィング以上に注目を集めているのが、一緒に遠征しているブラックエンブレムだ。鼻出血で当初予定していたケープヴァーディー(5日)を回避したが、再び出走に向けて調整中。現地では「いい馬」と評判だ。
「馬っぷりがいいし、アクシデントがあったようだが、調教での動きは良さそうな印象を受ける。WCでさえ強豪の参戦がないのでは、と言われている状況だけに、牝馬限定戦、しかも芝ということであれば日本のG?ウイナーにとって、なおさら大きなチャンスとなるだろう」と現地厩舎スタッフの評価は高い。
そして「もしバランチーン(20日)を勝つようならデューティフリーなどのWCシリーズへ向かうべきだ」と話した。
ドバイのシーズンフィナーレを飾るワールドCシリーズに向けて、前哨戦の段階から早くも日本馬に熱い視線が注がれている。
2009年02月14日
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