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世界の馬窓から

世界不況の影響で予想通りの厳しいスタート

 17日、米国フロリダ州で今年最初のトレーニングセールとなるOBS(オカラブリーダーズセール)が行われた。再三伝えているように世界不況の影響が心配されていたが、売却頭数こそ昨年の89頭に対して95頭(上場頭数154頭)と上回ったものの、平均価格は昨年の15万7640?を5万6159?下回る10万4481?という厳しい結果となった。

 1F9秒3という一番時計を出したのは、シェイクモハメドの代理人Jファーガソン氏が、このセリで唯一購入したConsolidatorの牡馬(落札価格18万?)と、日本でもおなじみのDehere産駒の牝馬という2頭。また2F計測した馬では、Forestryの牡馬を含む3頭が20秒2を記録している。一方、売却された馬の最高価格は、1F10秒0を記録したGraeme Hall産駒の牝馬。34万?だった。

 今回の結果について「売れたのは売れたが、やはり不況の影響を受けた」(某バイヤー)という見方がほとんど。さらに「このセール独特の?血統に関係なくいい動きを見せた馬は値段がつく?という傾向にはあったが例年と比べれば半値程度。基本的には伸び悩み、結局は主取りというケースが多くなってしまった」

 ちなみに大手ではクールモアグループが1頭購入しただけで、日本人関係者の購入はなかった模様。今年のトレーニングセールは予想通り、厳しい滑り出しとなったようだ。

2009年02月21日