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世界の馬窓から

不況の影響…買い控えが目立ったバレッツセール

 カルダーに続き、バレッツ社が主催するトレーニングセールが10日、カルフォルニア州で行われた。昨年は73頭落札され、平均価格は17万8027?という数字を残したが、今年の売却頭数は51、平均価格は12万3245?と、どちらも昨年を下回る結果となってしまった。

 「50万?以上の値をつけた馬が2頭いただけで、5万?にも満たない金額で取引された馬がかなり目についた。動きや出来の良さが値段にはっきりと反映されたということだろうが、それにしても最高価格が65万?とは…やはり不景気の影響は大きいと言わざるを得ないね」(某コンサイナー)

 カルダーではミリオンホースを3頭落札した、シェイク・モハメド氏の代理人とされるJ・ファーガソン氏。過去にはこのセールで何頭も高額馬を落札してきたが、今年の購入はゼロ。ライバルとされるクルーモア・グループもTapit産駒の牝馬を54万?(1F10秒2)で落札したのみ。「やはり大手バイヤーたちが買い控えていることの影響は大きい」とコンサイナーたちは表情を曇らせていた。

 一方、日本人関係者による購入は5頭程度とのこと。古くはダンツシアトル、最近ではスーニといった活躍馬を輩出した、トレーニングセールの草分けとされるバレッツ組。詳細については後日お伝えするが、来期のPOG戦線においても注目を集める存在が来日しそうだ。

2009年03月14日