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世界の馬窓から

競馬を変えるオールウェザーがドバイにも導入

 ドバイワールドカップが行われる舞台として有名なナドアルシバ競馬場が、ダートコースからオールウェザーコースになるなど、来年から生まれ変わる予定となっている。

 昨年のブリーダーズカップ後にも伝えたように、世界に先駆けてオールウェザーを導入した米国では、急激な変化が表れている。リーディングサイアーランキングにとどまらず、それまでの競馬スタイルさえも変えてしまったのだ。最先端を行く米国の現場では、いまもなお賛否両論があるようだ。

 まずは「挫石等の軽度なケガが増えたが、骨折が減った」といった故障を含め、「出走間隔を詰めて使えるようになった」など、馬への負担軽減を口にするのが賛成派だ。

 それに対して「やはり自ら競馬をつくる、あるいは好位で主導権を握って押し切る、という競馬をして勝ってこそ強い馬だ」というのが反対派だ。そして「いままでとは比べものにならないくらい負荷がかからない」という指摘がある。

 「事故発生率自体は数字の上ではそれほど変化していない。それにタイムも、以前から雨が降れば速くなっていたので驚異的というところまでではないが、競馬は確実に変わったからね。ドバイも、導入されれば間違いなく競馬が変わるよ」(某米調教師)

 成功するのは?瞬発力があるタイプ?と言われている。間違いなく世界的に広がりを見せているオールウェザーコースの登場によって、世界の競馬勢力図ばかりでなく、血統図さえも大きく変えられ始めている。

2009年03月28日