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世界の馬窓から

Kダービー馬がカナダ競馬に変化をもたらす?

 今年のケンタッキーダービーを制したのは、単勝51倍のセン馬、マインザットバードだった。

 2歳時にグレイS(加G?)を勝ち、加国の最優秀2歳牡馬・セン馬に選ばれているものの、米2歳王者決定戦であるBCジュベナイルでは最下位に敗れている。さらに、今年も2戦して??着と負けていた状況を考えると、人気薄だったのは当然と言える。

 ノーザンダンサーをはじめとする名馬が輩出されているように、競馬が盛んな加国。トロント郊外にあるウッドバイン競馬場ではタイキブリザードが挑戦した96年にBCが行われている。賞金が高いことでも有名で、競馬場や時期によって差はあるものの、ウッドバインのメイドンスペシャルウェイト(新馬及び未勝利)は1着賞金が4万加?(約400万円)もある。ただ、マインザットバードが好走したものの「加国のレベルが高いとは言えない」(加国競馬に詳しい現地エージェント)と言われている。

 「加国をベースにしているオーナーたちは、米3冠には見向きもせず、加国のクラシックを目指すことが多い。逆に米国で走らせているオーナーは、いくら賞金が高くても?米国こそが本流?という意識が強く、加国では走らせることは少ない。今回のようなケースは珍しい」

 だが、もし今回のようなケースが続くようなら、その関係に変化が出ることになるかもしれない。

2009年05月16日