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世界の馬窓から

日本にはない多様なサービスを提供する海外セール

 以前にもお伝えしたように、米国では軒並み売り上げがダウンしている2歳馬トレーニングセール。一方、日本では逆に完売という結果となったJRAブリーズアップセールをはじめ、各セールで売り上げアップという盛況だった。

 その要因についていくつか言われているが、いまだ当歳馬が主流となっている日本以外の国では、これからは夏以降のイアリング(1歳馬)のマーケットが本格化していく。各セール会社とも、注目を集める上場馬を確保するだけでなく、上客に対して招待するなど、さまざまなサービスを提供することで集客を図っている。

 例えば、愛国を拠点とするゴフス社は、セール出身馬のみが出走できる1着賞金が100万ユーロ(約1億3000万円)というレース、通称?ミリオンレース?を他のスポンサーと協力する形で2歳秋に開催した。昨年は牡馬と牝馬に分けられていたが、今年はスプリントとマイルで行われる予定なのだ。

 だが、残念ながらスポンサーの都合により、今年のレースで一時中断となってしまうらしい。それ以外でも、英国を拠点とするタタソールズ社やオーストラリアのマジックミリオン社など、セール出身馬のみが出走を認められるレースを、開催するというサービスを提供し始めているようだ。

 いい馬が上場されることは必要不可欠であることは当たり前。いかにバイヤーに魅力を感じさせ、購買意欲を駆り立てるセールとすることができるか、という時代に突入し始めていると言える。

2009年05月23日