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世界の馬窓から

可能性は無限大!欧州競馬からスター誕生

 12頭立てとなった今年の英ダービーに、その半数にあたる6頭を出走させたA・オブライエン厩舎。前々回、その6頭と他陣営との戦いになると書いたが、陣営の主戦を務めるJ・ムルタが最終追い切り後に、騎乗馬をエース格のフェイムアンドグローリーではなくリップヴァンウィンクルに決めたことで、最大のライバルであるシーザスターズにチャンスがあるのでは、と話題になっていた。

 結果はその前評判通り、英2000ギニーに続きシーザスターズが2冠を達成した。そして早くも今後のローテーションと将来性について注目されている。

 レース後、管理するJ・オックス師が愛ダービーへの出走を口にしたが、その後については「2000m前後に適性があるように思う」とコメントしており、まだ明言はしていない。ただ、折り合いを欠くようなところを見せながらも勝ったことから、各関係者からは「強い」との評価が集中。キングジョージや凱旋門賞といった大レースをはじめ、さまざまな可能性について話題となっている。

 そしてあるメディアなどは、試算すると4000万ポンド(約64億円)の価値にのぼると報じており、その行き先も含めて、早くも種牡馬としての将来性にまで話が及んでいる。

 今年の英ダービーは、まさに?欧州競馬にシーザスターズというスターが誕生した?という結果になったようだ。

2009年06月13日