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世界の馬窓から

米2歳リーディングを快走する伏兵新種牡馬

 日本では今週から2歳戦が始まるが、5月初旬のケンタッキーダービーの当日に2歳ステークスが行われているように、米国では地域によっては早いところで3月から2歳戦がスタートしている。

 現在、米2歳リーディングサイヤーのトップを走っているのは、新種牡馬のワイルドキャットエア(Wildcat Heir)。17日現在、12頭がデビューして6頭が勝ち上がるという、好成績を残している。

 ただ、初年度産駒が95頭いるものの、馬産の中心とされるケンタッキーではなくフロリダでけい養されており、種付け料が6500?(約63万円)ということで「間違ってもメジャーとは言えない存在だった」(現地エージェント)らしい。それがトレーニングセールで産駒たちが1F9秒台の好タイムを連発したことで、関係者たちの間でひそかに注目を集め始めたようだ。

 「速い時計は出るし、セール会場で実際に見てみると見栄えのする馬体をしているんだ。それに仕上がりの早そうなタイプが多く目につくから、2歳の早い時期から好成績を残すだろうとは思っていた。ただ、これからは距離が延びるし、来年のクラシックということになればまた話は別だろうね」

 それでも産駒が活躍中なのは事実。すでにケンタッキーのスタリオンをはじめトレードに関する問い合わせが入っているとのこと。どうやら争奪戦に発展する様相を呈してきた。

2009年06月20日