1. TOP
  2. 馬三郎タイムズ
  3. コラム

重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ

コラム

プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!

無料トライアルに申し込む(購入手続きは不要です)/詳しく見る

世界の馬窓から

スピードあふれる産駒の活躍で評価が高まる新種牡馬

 12日の札幌4R・芝1500mで行われた新馬戦で、後方から鋭い末脚を駆使して2着に突っ込んできたセイウンジャガーズ。父のFootstepsinthesandは、英2000ギニーを含む3戦3勝という成績を残したストームキャット系ジャイアンツコーズウェイ産駒で、今年の2歳馬が初年度産駒となる。

 ここまで世界各国において31頭がデビューを果たし、そのうち8頭が勝ち上がっているものの、重賞勝ち馬は出ていない。ちなみに、今年の種付け料は1万2500ユーロ(約170万円)。決してデビュー前は注目度が高いということはなかった。

 ところが、けい養されている愛国でA・オブライエン厩舎所属のSteinback が新馬戦楽勝。早くもG?級との呼び声が高いスター候補が出現したことで、注目を集めるようになってきた。

 「Footstepsinthesand自身、相当な能力を秘めていたんだよ。3戦目で勝った英2000ギニーにしても、スタートから折り合いを欠きながら勝ってしまうくらい、抜群のスピードがあったんだ。鞍上のK・ファロンに『いままで乗った馬の中で最もスピードがある』と言わしめたほどなんだ。残念ながら早期引退ということになってしまったのだが、産駒たちには存分にスピードが受け継がれているようだし、一部の生産者やオーナーたちの間で人気が出始めているようだよ」(現地厩舎スタッフ)

 日本にはセイウンジャガーズを含め3頭しかいないが、ひょっとすると、その中から大物が出るかも…。

2009年07月18日