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世界の馬窓から

日本の皐月賞馬×オークス馬が英国では驚きの価格

 1億円を超える馬が数多く落札されることで有名なセレクトセールが終了したが、その数日前の7月7?9日に英国では、タタソールズ社が主催する、子馬がいない若い繁殖牝馬や現役馬たちなどさまざまな馬が上場されるEurope's Premier Midsummer Sale が行われていた。

 実はそこに昨年の1歳セレクトセールで豪州のPatinack Farm に6400万円(税抜き)で購入され、話題となっていたアグネスタキオン×シルクプリマドンナ(牡)が上場されていた。Horse in Training ということで2歳馬の未出走扱いということだったが、落札価格はなんと800ギニー(約13万円)。1歳時の約492分の1の値しか付かなかったということになる。

 「日本の皐月賞馬×オークス馬という超良血のようだが、現実的には高い値が付くのは日本だけだろう。興味がなかったから見てはいなかったが、それにしても800ギニーとは安過ぎるね。おそらく、脚元かノドに疾病を抱えている可能性が高いね。あのL・クマーニが上場してきていたからな。ただ、もし何か事情がなかったとしても、このセールの傾向から言えば、1000万円以上になることはなかっただろう」(現地バイヤー)

 ちなみに同セールでジャングルポケット産駒となる3歳未出走馬Jungle Call(GB)という牝馬が上場され落札されたが、その値段は2000ギニー(約33万円)だった。

 日本はパート?国入りを果たしたが、この先、世界のバイヤーが日本産馬を欲しがるようになるのだろうか。

2009年07月25日