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世界の馬窓から
外国人馬主の認可でさらに注目を集める『チームドバイ』
いよいよJRAにおいても?外国人馬主?が認可されることになったが、一番注目を集めているのは、やはりシェイク・モハメド殿下率いる『チームドバイ』だろう。
これまで欧州においては、英国ならM・スタウト、L・クマーニ、愛国ならJ・オックスと言った有力厩舎に、わずかながら預託されたりしてきたが、基本的には英国のニューマーケットに厩舎を構え、その預託馬のすべてが『チームドバイ』とされるS・スルール厩舎に、有力馬を集めるというのが通例だった。例えば、突然G?を勝ったり、ダービーのトライアルレースを勝ったりしたなら、これまでは確実にS・スルール厩舎に転厩となっていた。
ところが、以前にも触れたが、これまで預託したことがない仏国において、A・ファーブル厩舎に預託を開始した。そして、愛国においても、J・オックス厩舎をはじめとする有力厩舎ばかりでなく、中小の厩舎にも数頭ずつ預託し始めたようだと、現地の厩舎スタッフの間で話題になっている。
「ここへきて、2?3頭くらいずつだが、いくつもの厩舎にダーレーの馬が入り始めたんだよ。仏国でもA・ファーブル厩舎に預託したところをみると、あまりにも最近、成績が出ないということで、方向転換をし始めたのかもしれない」(現地厩舎関係者)
ある情報によると、JRAでは『チームドバイ』からは3人に免許が発行されるらしい。果たして、どのようなオペレーションが展開されることになるのか…注目だ。
2009年11月07日
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