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世界の馬窓から

世界中が注目する名牝2頭の“年度代表馬争い”

 最高峰のクラシックか、それとも連覇を目指してレディーズクラシックか、今年のブリーダーズCではどちらに出走するのか注目を集めたゼニヤッタだったが、結局はクラシックに出走した。そして、牝馬として史上初めて制するという快挙を達成し、デビューからの連勝記録を?14?にまで伸ばした。

 この結果を受け、米メディアではレイチェルアレクサンドラとの?年度代表馬争い?が大きな話題となっている。「今回のレースぶりも強いし、負けていないことは評価しなければならない」というゼニヤッタ支持派と、「強さはセクレタリアトに匹敵する」というレイチェル支持派がおり、それぞれの言い分は納得できる。それに一部では「ホース・オブ・ザ・イヤーを2頭に与えてもいいのではないか」という意見も聞こえてきた。

 米厩舎関係者は意外にも「6対4、あるいは7対3でレイチェルかな」という印象が強いようだ。その理由は今年のブリーダーズCの「メンバーにある」と厩舎関係者は話す。

 「ゼニヤッタは強かったし、インパクトもあった。ただ、2歳戦以外の他のレース、例えばターフやマイルは、終わってみれば結局連覇だった。つまり、メンバーが変わっていないということだ。クラシックにしても、G?を2勝していたのはサマーバードだけ。そういう(レベルの高くない)メンバーだったということ。これでレイチェルが参戦していれば…ね」

 年度代表馬ということも含めて、やはりもう1頭の?女傑?の存在感は大きいようだ。

2009年11月14日